ボーンマスMFビリング、キックオフから「9.11」秒でゴール…プレミア史上2番目の速さに

 ボーンマスに所属しているデンマーク代表MFフィリップ・ビリングが、プレミアリーグの“史上最速”ゴールランキングで2位に入った。プレミアリーグの公式スタッツを計測しているデータサイト『Opta』が伝えている。

 プレミアリーグ第26節が4日に行われ、ボーンマスは敵地でアーセナルと対戦。試合はキックオフから10秒足らずで均衡が破れる。ボーンマスはキックオフから敵陣右サイドへロングボールを供給。ボールを受けたダンゴ・ワッタラがボックス付近まで運んでグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドに抜け出したビリングが右足で押し込みゴールネットを揺らした。

 ビリングの電光石火の先制ゴールは、『Opta』によると「9.11」秒で記録されたという。これはプレミアリーグ史上2番目の“最速ゴール”だ。“史上最速”でゴールを決めたのは、かつてサウサンプトンで活躍した元アイルランド代表FWシェーン・ロング(現:レディング)。2018-19シーズンのプレミアリーグ第31節でロングはサウサンプトンの一員としてワトフォード戦にスタメン出場する。キックオフ直後、相手のバックパスと同時に前線へプレスをかけると、ロングフィードが自身の体に直撃。即座にルーズボールに反応し、ペナルティエリアに侵入すると、ループシュートでゴールネットを揺らした。『Opta』によると、このゴールはキックオフから「7.69」秒で生まれたものだという。

 また、3位に入っているのはトッテナムの“ワン・クラブ・マン”と知られる元イングランド代表MFのレドリー・キング氏だ。2000-01シーズンのプレミアリーグ第17節ブラッドフォード・C戦で、キックオフから「9.82」秒で先制ゴールを記録していた。

 なお、ビリングの歴代2位となるスピード弾で先制したボーンマスは、後半にもセットプレーから追加点を記録。しかし、そこからアーセナルに反撃を許すと、2-2で迎えた後半アディショナルタイムのラストプレーでまさかの失点。プレミアリーグ2連敗を喫し、今節勝利したサウサンプトンに抜かれて最下位に転落した。

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