米ツアーは2日目も日没順延 松山英樹は通算1アンダーで暫定38位タイ、前年覇者が単独トップ

<WMフェニックス・オープン 2日目◇10日◇TPCスコッツデール スタジアムC(米アリゾナ州)◇7261ヤード・パー71>
 
米国男子ツアーでも世界最大級の集客数を誇る「WMフェニックス・オープン」は、初日に霜が降りてスタートが遅れた影響で、全選手がホールアウトできなかった。2日目も第1ラウンドを消化しなければならなかったため、多くの選手が第2ラウンドをホールアウトできず、連日の日没サスペンデッドとなった。
16、17年大会を連覇しているコースとの相性がいい松山英樹は、初日に3オーバーと大きく出遅れたが、13番までに4バーディを奪ってスコアを伸ばし、トータル1アンダーまでカムバック。残り5ホールを残して、暫定38位タイと55ランクアップで決勝ラウンド進出圏内にまで上がってきた。
 
現時点で単独トップに立っているのは、第2ラウンドで「64」をマークした前年覇者のスコッティ・シェフラー(米国)。7バーディ・ボギーなしの会心のゴルフをみせ、今季初優勝と大会連覇を視界にとらえて週末へ進む。
 
今季すでに2勝を挙げているジョン・ラーム(スペイン)と、アダム・ハドウィン(カナダ)が2打差のトータル8アンダーでシェフラーを追う。トータル7アンダー・4位タイにはイム・ソンジェ(韓国)とウインダム・クラーク(米国)、トータル6アンダー・6位タイにはジェイソン・デイ(オーストラリア)、ザンダー・シャウフェレ(米国)ら5人がつけている。

また、歴代チャンピオンのリッキー・ファウラー(米国)は、「66」をマークしてトータル5アンダー・11位タイ。松山と同じ組で回る世界ランキング1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)が、自慢の飛距離を生かして5つスコアを伸ばし、トータル3アンダー・18位タイに浮上してきた。

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