蝉川泰果、欧州デビュー戦は悔しい60位「もっともっと自分は出来る」

<シンガポール・クラシック 最終日◇12日◇ラグーナ・ナショナル・ゴルフリゾートクラブ(シンガポール)◇6781ヤード・パー72>

22歳・蝉川泰果(せみかわ・たいが)の欧州ツアーデビュー戦は、トータル3アンダー・60位タイに終わった。予選通過はクリアできたものの、最終日に「75」で停滞。やや後味の悪い結果となった。
初日に「72」と出遅れたものの、その後は連日の「69」。尻上がりに調子を上げていただけに、やはりきょうの失速は悔しい。「17番で大叩き(トリプルボギー)してしまって、それを引っ張ってしまった。噛み合わなかった部分もあれば、もっとミスを抑えられたホールもいっぱいあった」と反省点が次々と口をついて出た。

それでも、「ショット自体は自信がつくくらい良くなってきている」と成長も実感している。「メンタル面でも、少しずつ成長している。上を⾒ることが大事だと気づいた。『もっともっと自分は出来る』と自信を持って来週はやってみようかなと思う」

来週は引き続き欧州ツアーの「タイランド・クラシック」に出場する。「このままのレベルで止まっていたくない。上位で戦えるように、初日からしっかり伸ばして、いいところで最終日を迎えたい」。今年は4試合中3試合で予選を通過しているが、そのいずれも上位に食い込めていない。次戦こそ上位争いに絡み、溜飲を下げたいところだ。

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