山下美夢有が女王防衛のため磨いている部分は? 沖縄で「今季1勝目を目指す」【開幕戦注目選手】

昨季、史上最年少の21歳103日で年間女王の座についた山下美夢有にとって、今年はタイトル防衛がかかるシーズンになる。3月2日から始まる開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で狙うのも、もちろん優勝だ。

昨季はメルセデス・ランキング1位のほか、単年シーズンで日本勢初の賞金2億円突破、史上2人目の平均ストローク60台(69.9714)達成など“山下時代到来”を印象付ける1年になった。その生命線になったのが、こちらも1位で終えたパーオン率などに表れるショットの正確性。この冬には「ショートゲームを中心に、さらにショットの精度アップを目指して練習に取り組んでいます」と、さらに磨きをかけた。

昨年だけで5勝を挙げ、うち「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」、「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」とメジャー大会も2つ制覇。特に5月のサロンパスカップの優勝が、「その後の流れができた」と印象に残っているという。昨年の安定感を発揮すれば、残る「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」、「日本女子オープン」を制してのキャリアグランドスラム達成も現実味を帯びる。

沖縄特有の風とも戦う初戦に照準を合わせ、調整を重ねている。昨年は4位と好成績も挙げている。「今シーズンの1勝目を目指して、日々努力を重ねていきます。今季も、昨年のようなゴルフができるように頑張っていこうと思います」。21歳の女王に慢心という文字はない。

externallink関連リンク

脅威の安定感!山下美夢有、昨季成績をおさらい ポイントは? 女王のスイングをプロが解説 山下美夢有のスイングを動画で見てみよう! オフショットも満載! 山下美夢有の軌跡をフォトギャラリーで振り返る 2023年 国内女子ツアー日程
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)