比嘉一貴はラウンド後半に課題を残し、今週はインドへ「ショットの状態は悪くない」

<タイランド・クラシック 最終日◇19日◇アマタスプリングCC(タイ)◇7505ヤード・パー72>
 
トップを4打差で追って最終日をスタートした比嘉一貴は、3バーディ・3ボギーの「72」と伸ばせず、トータル14アンダーは11位タイでフィニッシュした。
「4日間通して、スタートは良かったと思うんですけど、4日間伸ばし切れなかったというのが反省。どちらかというと自分はいつも後半伸びるプレーが多いんですけど、今週は逆パターンで、1回ボギーを打ってから立ち直れなかった」と大会を振り返る。
 
この日は3、4番を連続バーディとしたが、折り返した10番でボギー。その後も2つのボギーを重ねて前半の貯金を使い果たし、悔しいラウンドとなった。比嘉がいうように、4日間を通して前半9ホール(第2ラウンドのみ10番スタート)は11バーディ・1ボギーだったのに対し、後半9ホールは10バーディ・6バーディとボギーが後半に集中している。これを課題として、今週は引き続き欧州ツアーの「ヒーローインディアンオープン」(インド・2月23~26日)に出場する。
 
「ショットの状態は悪くないけど、来週のコースはすごいトリッキーと聞いている。またしっかり休んで体を整えてから本番に臨めれば良いと思います」。今年に入って、米国男子ツアー、欧州ツアー、アジアンツアーと世界と飛び回ってきたが、海外ツアーは来週で一区切り。一度日本に戻って4月に控える初めての「マスターズ」に向けて調整する。

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