京都で爆誕したニューヒロイン “はんなり春ちゃん”の栄冠【編集部が選ぶ2022年フォト】

2023年の本格シーズンインを迎える前に、編集部が厳選した写真でトピックを振り返っていきたい。今回は22年9月に撮影した【はんなり春ちゃんの栄冠】。
ニューヒロインが爆誕した。9月の公式戦「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」を制したのは、ツアー本格参戦初年度のルーキー・川崎春花だった。

首位と4打差で出た最終日。7ホール連続パーと静かな立ち上がりだったが、8番でのイーグルから流れは一変する。後半は4連続を含む圧巻6バーディ。終わってみれば「64」を叩き出し、後続に3打差をつける完勝だった。

畑岡奈紗に続く2人目となる国内メジャー10代優勝。19歳133日は大会史上最年少Vで、それを地元・京都でやってのけた。「緊張というよりも、目の前の一打に一生懸命で、必死でした」。がむしゃらにつかんだツアー初Vだった。

川崎は10月に行われた高額賞金大会「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」も制覇。新人最上位のメルセデス・ランキング15位でシードを獲得し、若手の顔というべき存在に成長した。京都弁を交えて話すおっとり口調。そして愛らしいはにかみ笑顔でファンのハートをつかんで離さない。“はんなり春ちゃん”の2023年に注目だ。

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