JFA、全日空とメジャーパートナー契約締結…26年末まで 各代表の遠征を支援

 全日空空輸株式会社(ANA)と公益財団法人日本サッカー協会(JFA)は27日、JFAメジャーパートナー契約に関する基本合意に至った。

 契約期間は2023年2月27日から2026年12月31日までとなり、ANAは各世代における日本代表の国内外の遠征をサポートするほか、JFAとサッカーを通じた価値競争活動を行い、持続可能な社会の実現と発展に貢献していくとしている。

 契約基本合意に際し、会見に登壇したANAの井上慎一代表取締役社長は「とてもわくわくしております! ワールドカップでの日本代表の活躍は世界中の人々に多くの興奮と感動をもたらしてくれました。今も鮮やかに脳裏に刻まれています」と挨拶すると、「ANAとJFAはコーポレートカラー、チームカラーが同じブルーです。高い目標を掲げ、たゆまぬ挑戦を続けています。『ANA’s Way』、『JAPAN’S WAY』と独自コンセプトを掲げていることも共通しています」と両者に共通点が多いことを挙げ、「青い炎と熱い気持ちを持った両者が、世界の人の期待と喜び、ワクワクで満たしたいと考えています。価値創造活動にご期待ください」と力強く話した。

 またJFAの田嶋幸三会長は「パートナーシップの核となることは地方創生、価値創造にあると考えています。ANA様は世界各国を多くの翼で結んでおり、国内は47都道府県と結びつくものと考えています。47都道府県協会などのJFAのネットワークと、ANA様の国内外のネットワークの強みを生かしながら、強みを融合させ、新しい価値を見出していきたいと考えています」と期待を寄せている。

 今後は代表活動サポートとともに、ANAの海外48拠点、日本国内33拠点と、JFAを筆頭とした47都道府県サッカー協会とが連携し、国内外での普及活動なども視野に入れる。また、日本代表は3が月にキリンチャレンジカップ2023を東京、大阪で開催するが、海外でプレーする選手の招集があった際は、「ANAさんの翼で戻ってくるということになります」(田嶋会長)としている。

■「JFAメジャーパートナー概要」
契約期間:2023年2月27日から2026年12月31日
対象:
・SAMURAI BLUE(日本代表)、なでしこジャパン(日本女子代表)、フットサル日本代表、ビーチサッカー日本代表、各年代日本代表、サッカーe日本代表
・育成、指導者養成、審判養成、グラスルーツなどのJFA事業

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