マンU、ナポリDFキム・ミンジェを注視…テン・ハフ監督が最終ライン強化を希望か

 マンチェスター・Uがナポリ所属の韓国代表DFキム・ミンジェに関心を寄せているようだ。23日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』やスペイン紙『アス』が伝えている。

 現在26歳のキム・ミンジェは身長190cmの恵まれた体格を誇るセンターバック(CB)。母国の全北現代モータースや中国の北京国安でのプレーを経て、2021年夏にフェネルバフチェに加入しヨーロッパデビューを果たした。同クラブで主力として活躍すると、昨年夏にはセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(チェルシー)の後釜としてナポリに加入。今シーズンはここまで公式戦30試合に出場し2ゴールをマークしている。

 セリエAで首位を快走するナポリで守備の主軸として活躍しているキム・ミンジェ。報道によると、マンチェスター・Uが同選手の動向を注視しており、今シーズン終了後の夏の移籍市場での獲得を検討しているという。同クラブを率いるエリック・テン・ハフ監督は来シーズン以降の戦いに向けて最終ラインの強化を希望。セリエAで傑出したパフォーマンスを見せているキム・ミンジェも獲得候補としてリストアップされているようだ。

 今回の報道によると、キム・ミンジェには海外クラブに対して発動可能な4500万ユーロ(約64億円)のリリース条項が付随しているという。しかし、この条項の有効期間は、今年夏の移籍市場中の2週間のみに限定されていると伝えられており、マンチェスター・Uが獲得を目指す場合には、極めて迅速な対応が求められるという。もっとも、ナポリもキム・ミンジェを重要な戦力として捉えているため、夏の移籍の可能性は現段階ではそれほど高くはないと『アス』は指摘している。

 果たして今年の夏、マンチェスター・Uはキム・ミンジェ獲得に乗り出すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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