3度目の正直なるか…アトレティコ主将コケが”宿敵”レアル撃破へ意気込み「完璧な試合を…」

 アトレティコ・マドリード所属のスペイン代表MFコケが、レアル・マドリード戦に向けた意気込みを語った。23日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 今シーズンの前半戦では下位や中位のチーム相手に勝ち点を取りこぼすなど、不安定な戦いが続いていたアトレティコ・マドリード。しかし、FIFAワールドカップカタール2022による中断期間後は徐々に調子を取り戻し、直近のラ・リーガでは6試合負けなし(4勝2分)と好調を維持している。そんな中で迎える25日の第23節では”宿敵”レアル・マドリードと激突。今シーズン3度目の”マドリード・ダービー”でラ・リーガ3連勝を目指す。

 今シーズンの過去2回の対戦ではいずれもレアル・マドリードが勝利。ダービー3連敗を避けたいアトレティコ・マドリードとしては、敵地『サンティアゴ・ベルナベウ』での開催と言えど、今節は何としても勝利が欲しいところだ。アトレティコ・マドリードの主将を務めるコケは「僕たちは良いダイナミズムを保っている。W杯前は今のようなプレーはできていなかった。今は効率良くプレーできているし、失点も少ない。試合の結果にもそれが表れている」とチーム状態への自信を語った上で、次のように宿敵撃破への意気込みを語った。

「敵地でレアル・マドリードを倒すのは簡単なことではない。100パーセント集中して完璧な試合をする必要があるんだ。コパ・デル・レイでのダービー(1-3●)でも僕たちは素晴らしい試合をしたが、完璧ではなかった。今回は運とディテールが僕たちの思い通りになれば良いと思っているよ。ダービーは順位に関係なく、普段とは違う試合だ。ポジティブな結果によって自信が得られる。より上位に行きたいし、そのためにはベルナベウで勝たなければならない」

 また、コケは現在の自信の状態についても言及。シーズン前半戦では負傷離脱もあった同選手だが「少しずつだが、自分のリズムや必要なフォームが掴めてきたと思っているよ。個人的にはとても良い状態だ。後方からボールを受けて前線に繋ぐプレーは、より速くよりスムーズに行えるようになった。チームとしても良い方向に向かっていると思う」と現在のコンディションに自信をのぞかせた。

 注目の”マドリード・ダービー”は日本時間の26日午前2時30分にキックオフを迎える。

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