突破には最低3得点…PSV指揮官、古巣の逆転劇が刺激に「昨日はアンフィールドで面白い試合を見た」

 PSVを率いるルート・ファン・ニステルローイ監督が、23日に行われるヨーロッパリーグ(EL)・プレーオフステージセカンドレグのセビージャ戦に向けて意気込みを語った。22日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 EL・グループAを4勝1分1敗の2位で通過したPSVは、プレーオフステージでセビージャと対戦した。敵地に乗り込んだファーストレグでは、前半終了間際に先制点を許すと、その後はさらに2失点。試合は0-3で終了し、セビージャに大きく差をつけられてしまった。

 次ラウンド進出には、最低でも3得点が必須なPSV。それでもファン・ニステルローイ監督は、現役時代に在籍したレアル・マドリードが起こした逆転劇を引き合いに出し、「データ上、我々は不利だけど、昨日はアンフィールドでまた面白い試合を見ることができた。(リヴァプールが)2-0の時点で、レアル・マドリードを5-0で圧勝すると思っていた人が多いだろう。でも、結果は2-5だ」と“古巣”の試合から刺激を受けたようだ。

 また、ファン・ニステルローイ監督は「チームとして前へ歩み続けること、ファンを味方につけて挑むこと、そしてアクロバティックなパフォーマンスを夢見ることだ。特に、ラスト30分は最高のパフォーマンスで戦わないといけない」と最後まで諦めない姿勢を示している。

 “ELの盟主”を相手に3点のビハインドを追いかけるPSV。逆境に立たされているが、ファン・ニステルローイ監督の中にも不屈の魂は刻まれているのだろうか。注目の一戦は、日本時間24日の2時45分にキックオフを迎える。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)