「ラウンドアバウト」日ハム新球場アクセス路に導入 馴染みない? アクセス整備へ懸念の声も

果たしてスムーズに渡れるのか…。

プロ野球開幕後どうなるか注目

 2023年シーズンのプロ野球から北海道日本ハムファイターズの新本拠地となる「エスコンフィールド北海道」を含む「ほっかいどうボールパーク Fビレッジ」(北広島市)が3月に開業するのに合わせ、同施設に札幌方面からアクセスする新たな道路が2023年3月1日開通します。

 開通区間は2.4km。国道274号から分岐しJR線の南側へ出る市道に接続し、国道のバイパスのような形でアクセス路を構成します。その市道の合流部分に、「ラウンドアバウト」と呼ばれる信号機がない円形の交差点が設置されることで話題となっています。 札幌市中心から、ボールパークまではクルマで約40分とされていますが、開業後は大きな混雑が予想されるため、このアクセス路は渋滞緩和の役割をもって整備されました。ただラウンドアバウトは欧米などでは、古くから普及している交差点の通行方法ですが、日本での本格的な運用は2014年からで、まだ不慣れな人も多いという問題はあります。 工事を担当している空知総合振興局では、走行する際の解説動画なども出していますが、ラウンドアバウトに馴染みのないドライバーが大多数ということで「警察、北海道、北広島市、球団があらゆる手段でルールを周知しないと、必ず事故渋滞多発地点になる」と、SNSで指摘している人もいます。また、札幌方面だけではなく、最寄り駅(北広島駅)もある北広島市からのアクセスも完全には整ってはおらず、「一番肝心なアクセスが課題とは」「今シーズンは大混乱必至だ」という日ハムファンの声もネットでは見受けられます。

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