
ライプツィヒのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオールが、昨夏の移籍を巡る動向や、同僚のフランス代表FWクリストファー・エンクンクについて語った。19日、イギリス紙『タイムズ』や『デイリー・メール』が報じている。
グヴァルディオールは2021年からライプツィヒでプレー。すぐさま頭角を現し、市場でも人気銘柄に。昨夏の市場ではチェルシーなどが関心を示していたものの、結局ライプツィヒに残留している。しかしながら、今季もFIFAワールドカップカタール2022を挟んで好パフォーマンスを発揮しており、2023年夏の市場でも争奪戦になる見込みだ。
そんな同選手は、昨夏の状況を回顧。チェルシーからのアプローチがあったことを明かしている。
「市場が始まる1か月前、スポーツディレクター(SD)に『ヨシュコ、我々は君を売るつもりは無い。我々は君を必要としている。我々は君を信じている』と言われた。大丈夫だ、ここにいるし、ここが好きだ。必要なのは自分自身に取り組み、プレーし、何か他のものを勝ち取ることだ」
「(昨夏の市場オープン期間中に)代理人から電話があり、チェルシーが強く興味を持っていると言われた。もちろん、チェルシーのようなビッグクラブからの真剣なオファーについては間違いなく検討する。でも、ライプツィヒは自分を売りたくないと言った。その決断には本当に苦労したが、結局合意はしなかった。それはそれだ」
そして、ライプツィヒの同僚であり、2023-24シーズンからのチェルシー移籍が決定的とみられているエンクンクについても語っている。
「クリストフ(エンクンクの愛称)のような選手は、これまで見たことが無い。彼は信じられない。彼について誰かと話すたびに、彼がどこへ行っても一緒について行きたいといつも言っているよ」
22日にはマンチェスター・Cとのチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦ファーストレグを控えるライプツィヒ。人気銘柄グヴァルディオールのプレーぶりにも注目だ。