荒波大丈夫? 台湾オリジナル 異形の俊足ステルス艦「旭江」命名&進水へ

ミサイル発射機の周囲もステルス形状で成形されています。

俊足でかつステルス

 中華民国(台湾)国防部は2023年2月16日(木)、北東部の宜蘭県にある龍徳造船所において新造コルベットの命名・進水式を実施しました。「旭江」と命名された同艦は、沱江級コルベットの4番艦(量産3番艦)で2022年3月31日に起工しています。

 沱江級コルベットは、中華民国が独自に設計・建造する駿足のミサイル艇で、高速航行を可能にするため、「ウェーブ・ピアーサー」と呼ばれる双胴船型を採用しているほか、上構部分はレーダーで捉えにくい、いわゆるステルス形状となっているのが特徴です。 満載排水量は685トン、全長65m、全幅14.8m、乗員数は53人で、最高速度は約40ノット(約74.1km/h)出ます。武装は独自開発の「雄風」艦対艦ミサイルや「海剣」艦対空ミサイルのほか、76mm速射砲1門、12.7mm機関銃4挺などを装備しています。 なお、1番艦「沱江」はいわばプロトタイプといえる艦のため、2番艦「塔江」以降が量産型であり、台湾国防部(国防省)では11隻の建造を計画しています。

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