マンUの買収劇、入札期限直前に動き…英実業家・ラトクリフ氏がカタール首長の対抗馬に

 マンチェスター・Uの買収について新たな動きがあった模様だ。17日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 14日、カタールの首長を務めるシャイフ・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー氏(以下タミーム首長)が、マンチェスター・Uの買収に向けて40億ポンド(約6460億円)での入札を予定していることがメディアで報じられた。同クラブを所有するグレイザー家は、昨年11月22日にクラブの株式売却を検討しているという声明を出していた。

 マンチェスター・U買収の入札期限は、17日の22時。だが、タミーム首長による買収が決定的と見られていたなか、幼少期からのマンチェスター・Uファンを公言しているイギリス人実業家のジム・ラトクリフ氏が対抗馬に名乗りを挙げた。『スカイスポーツ』によると、ラトクリフ氏が1998年に創業した『イネオス』グループは、入札期限の22時直前に買収のオファーをした模様。ラトクリフ氏が買収に動く可能性は以前から各メディアで報じられていたが、土壇場で“赤い悪魔”の買収劇に参戦する形となった。

 最終的には60億ポンド(約9,700億円)もの額に達するとも言われている、マンチェスター・Uの買収。激しい競争を制するのは、イギリスの億万長者か、それともカタールの首長か――。

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