日野の小型バス“発売凍結” 「ポンチョ」のEVモデル 「ビジネス上の判断」

幻の国産モデルに…?

コミュニティバスにぴったりのはずが… ポンチョのEV

 日野自動車は2023年2月17日(金)、かねて発表していた小型バス「日野ポンチョ Z EV」について、発売を凍結すると発表しました。

 コミュニティバスなどで多く採用されている小型バス「ポンチョ」のEVモデルで、2021年6月に開発を発表。乗り降りしやすい低床・ノンステップ構造、小回りのきく機動性、コミュニティバスに十分な航続距離をウリにしていました。 当初は2022年春の発売予定とし、2022年度中に延期されていたものの、結局、発売を凍結することになりました。日野自動車は「ビジネス上の判断で、コメントは差し控える」としています。あくまで発売の凍結であり、今後の開発については検討の余地を残しているようです。 すでに引き合いを受けている事業者に対しては、お詫びとともに適切に対応していくといいます。 EVバスは徐々に増えていますが、なかでも小型モデルは、中国BYDをはじめ競合モデルが続々と登場している分野です。

externallink関連リンク

2時間乗っても200円! 長大すぎるコミュニティバス路線 峠を越え集落をつなぐ 「行っていいよ」右折を譲ってくれるバス ただの優しさではない理由 「次は終点」 バスの降車ボタンは押すべきなのか? 実際に事業者に聞いてみた
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)