契約延長交渉が難航…チェルシーMFマウントにリヴァプールやマンCらが注視

 チェルシーに所属するイングランド代表MFメイソン・マウントの去就に多くのクラブが関心を示しているようだ。16日、大手メディア『ESPN』が伝えている。

 現在24歳のマウントは、6歳でチェルシーのU-9チームに加入した下部組織出身選手で、フィテッセやダービー・カウンティへの期限付き移籍を経て、2019年8月にトップチームデビューを果たした。以降中心選手として活躍し、ここまで公式戦通算190試合出場で33ゴール37アシストを記録している。

 チェルシーは現行契約が2024年6月30日までとなっているマウントと契約延長交渉を行なっていることが明らかになっているものの、ここまで新契約締結には至らず。今夏には残り1年を迎える中で、ここ数カ月ほとんど交渉は進展していないことから去就には注目が集まっている。

 報道によると、チェルシーは新オーナーのトッド・ベーリー会長らの下で多くの選手と長期契約を締結して獲得しているものの、マウントは長期契約を結ぶことに躊躇しているという。

 さらに、昨年9月にはマウントと同じく下部組織出身のイングランド代表DFリース・ジェームズが2028年夏まで契約を延長したが、週給は25万ポンド(約4000万円)となったことが報じられており、現在8万ポンド(約1300万円)のマウントは大幅な賃金上昇を求めている模様で、それも交渉が進展しない要因になっていることが伝えられている。

 このような状況を受け、チェルシーは契約延長交渉が破談に終わった場合の来夏のフリー移籍を避けるため、今夏にマウントを売却する可能性も浮上していることが報じられている。

 なお、マウントはチェルシー退団を望んでおらず、今後も新契約締結に向けて交渉が続くことが予想されている。しかし、去就が不透明となっていることから同選手にはリヴァプールやマンチェスター・C、マンチェスター・U、ユヴェントスなど多くのクラブが関心を示しているようだが、果たしてマウントがチェルシーを離れることはあるのだろうか。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)