インテル、ボルシアMGのFWテュラム再獲得を目指す…ルカクの代役に年俸7億円のオファーを用意へ

 インテルは、ボルシアMGに所属するフランス代表FWマルクス・テュラムに対するオファーを用意しているようだ。16日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 インテルは2021年夏、チェルシーに移籍したFWロメル・ルカクの後釜として、テュラムの獲得を目指していた。実際に交渉は順調に進み、インテルは移籍金2000万ユーロ(当時レート約25億円)に、500万ユーロ(約6億円)の追加オプションが付帯したオファーをボルシアMGに提示。しかしその直後、同選手が右ひざ内側側副じん帯を断裂し、移籍が破談となったことが明らかになっている。

 あれから約1年半が経ち、インテルは再びテュラムの代理人とコンタクトを取っているようだ。ボルシアMGと同選手の現行契約は満了まで半年を切っており、他クラブとの交渉を自由に行える状況。『ガゼッタ・デロ・スポルト』によるとインテルは、チェルシーからローン移籍中で、ここまでセリエAで1得点と鳴りを潜めているルカクの代役として、テュラムに年俸500万ユーロ(約7億円)とボーナスが付帯したオファーを用意していることを報じた。

 一方で『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、バイエルンが競合相手になる可能性を指摘。それでも「バイエルンは、ハリー・ケインとコロ・ムアニの夢を実現するために、現時点ではフランス人選手に対する監視を緩めているようだ」とメインターゲットではないことを併せて伝えている。

 ここまでのブンデスリーガ19試合に出場し10ゴール3アシストを記録しているテュラム。あの夏に叶わなかった『スタディオ・ジュゼッペ・メアッツア』到着を、今度は実現させることができるのだろうか。

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