ホームで痛恨ドロー…バルサ指揮官「残念だが、本当によく戦った」

 ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント・プレーオフが16日に行われ、バルセロナとマンチェスター・Uが対戦した。試合後、バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督がインタビューに応えた。16日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが伝えている。

 チャンピオンズリーグでは2大会連続のグループステージ敗退を喫し、ヨーロッパリーグに回ることとなったバルセロナはホームにイングランドの強豪マンチェスター・Uを迎えた。試合は互いに譲らない展開を見せ、2-2のドローに終わった。

 シャビ監督は「もっとフレッシュな選手が必要だと感じていたが、今夜はジョルディ・アルバとマルコス・アロンソがそれを与えてくれた。ガビが次節出場停止になり、ペドリが負傷交代したのは残念だが、今夜は本当によく戦った」と強豪を相手に最後まで戦い抜いたチームを称賛した。

 そして、「うまく行ったのは、ジュール・クンデとアロンソを使ってボールを持ち出しガビと連動させた場面。相手も驚いていたと思うけど、彼らはヨーロッパでもトップクラスの素晴らしいチームだし指導も行き届いていた」と語りながら、次のように続けた。

「マンチェスター・Uは素晴らしいカウンター攻撃のサッカーをしていた。マーカス・ラッシュフォードが背後を取って、ブルーノ・フェルナンデスがロングパスを出したりとね。我々は試合を成熟させたかった。最後まで一貫して物事を落ち着かせたかったけど、マンチェスター・Uは自分たちのやりたいようにプレーするのが非常にうまいチームだ」

 最後には「ヨーロッパでもトップクラスのチームとトップクラスの監督と対戦して、我々は勝てなかったし、大きく前進したという話を始めるつもりはないが、試合は来週もある。結果はどうであれ、この試合の戦いぶりには満足しているよ」と次節に向けて前向きな姿勢を見せた。

 2チームが再び戦うことになるセカンドレグは1週間後の23日に行われる。ガビが出場停止となるほか、ペドリの出場も危ぶまれているバルセロナだが、シャビ監督は強豪を相手にどんな戦いを仕掛けるのだろうか。

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