「アーセナルは今季最高のチームだけど…」勝利を手繰り寄せたハーランド「この1勝が必要だった」

 プレミアリーグ第12節延期分が15日に開催され、マンチェスター・Cがアーセナルを3-1で下した。試合後、マンチェスター・Cのクラブ公式HPがノルウェー代表FWアーリング・ハーランドのコメントを伝えている。

 試合は24分、アーセナルの日本代表DF冨安健洋のバックパスを見逃さなかったベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネがループシュートを沈め、マンチェスター・Cが先制に成功。前半終了間際にはイングランド代表MFブカヨ・サカのPKで同点に追いつかれたものの、後半に入るとマンチェスター・Cの攻撃陣が牙を剥く。61分にスイス代表DFマヌエル・アカンジを投入して配置を変更すると、およそ10分後に敵陣でボールを奪ったところから、最後はイングランド代表FWジャック・グリーリッシュが勝ち越しゴールを記録した。82分にはハーランドが決定的な3点目を決めて勝負あり。“天王山”を制したマンチェスター・Cは勝ち点「51」でアーセナルと並び、消化試合数が1試合多いものの得失点差で上回っていることから、暫定首位に浮上した。

 勝利を大きく手繰り寄せる3点目を決めたハーランドは、試合の“分岐点”に言及。「ハーフタイムにペップ(ジョセップ・グアルディオラ監督)が少々調整をした」と明かした後、「クオリティの高い選手たちが揃っているチームなのだから、1人1人がそのクオリティをピッチで発揮しなければならない。今日はまさにそれができたね」と話した。

 アーセナル戦の得点で、ハーランドは今季のプレミアリーグでのゴール数が「26」に到達。驚異的なペースで得点を量産しているが、「僕は僕の仕事を続けなければならない。これからも僕にできる最高のプレーを続ける」とさらなる向上心を口にした。

 続けて、ハーランドは「もちろん、アーセナルが今季のベストチームであることに疑いはない。ここに来てプレーするのは決して簡単じゃないんだ」と対戦相手を称えた上で、「しかし、僕らはそれ以上に素晴らしい試合をした。本当に重要な3ポイントを獲得し、喜ぶことができて最高の気分だよ」とコメント。大一番での勝利を喜ぶとともに、今後に向けた意気込みも語っている。

「この1勝が必要だった。今、僕らは再び走り続ける必要がある。それがシティのやるべきことだから。個人として僕のベストを尽くすし、他のみんなもベストを尽くしてくれるだろう」

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