「南北線延伸」見据え開発加速 白金高輪で新たな「超高層ビル計画」が明らかに

「南北線延伸」で注目の白金高輪駅で再開発が相次いでいます。

三田五丁目西地区に高さ約160メートルの高層ビル

 品川駅までの分岐線が建設される予定の南北線・白金高輪駅近くで、新たな再開発計画が具体化しました。駅北側に位置する「三田五丁目西地区」で、オフィスや住宅などで構成される高層ビルの建設が計画されています。  当該地区では、2017年に地権者らによって再開発準備組合が設立され、再開発事業の検討が進められてきましたが、このほど施設計画案が明らかになりました。  施設の規模は、地下2階・地上37階建て・高さ約160メートル。延床面積は約7万5000平方メートル。高層棟には住宅と事務所、低層棟には住宅、店舗、工場などを設ける計画です。  今後は2023年度の都市計画決定を経て、2025年度に高層ビルの新築工事に着工。2029年度の竣工が予定されています。 白金高輪駅周辺地区では、白金一丁目東地区再開発(白金アエルシティ)が2005年に完成。白金一丁目東部北地区再開発(白金ザ・スカイ)も今年度中に工事が完了します。白金一丁目西部中地区でも再開発の計画があり、2025年度の着工を目指しています。  当地区から新幹線駅へ直結アクセスとなる南北線延伸事業ですが、2022年3月に事業化を迎え、2030年代半ばの開業を目指し準備が進められています。

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