今夏開業「日田彦山線BRT」に水素バス投入へ トヨタ製マイクロバス

BRTひこぼしラインに実証運転用の新たな車両が加わります。

燃料電池小型バスの実用化へ実証実験

 福岡県とCommercial Japan Partnership Technologies(CJPT)、JR九州は8日、2023年夏の開業を予定しているBRTひこぼしライン(日田彦山線BRT)で、水素を活用した燃料電池小型バスの実用化に向けた実証実験を開始すると発表しました。 

 今回の実証運転にあたり、定員20名の小型水素バス1台を導入。車体には水素エネルギーや沿線に広がる青空を想起させるデザインを施します。  今回の取り組みは、福岡県とCJPTとの間で締結した「水素社会実現に向けた商用FCモビリティ普及に関する連携協定」を具体化した初弾となるものです。福岡県が全体調整や実証運転の環境整備に向けた支援、CJPTが次世代水素バスの開発企画や実証車両のコーディネート、JR九州が実証車両の運転を行います。  実証運転期間は2023年秋頃から2025年春頃までとなります。  BRTひこぼしラインは、2017年の豪雨で被災した日田彦山線の添田~夜明~日田間の約40キロをBRT方式で復旧するもので、2023年夏頃の開業を予定しています。通常運行では中型ディーゼル車2台と小型電気バス4台が使用されます。 

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