戦闘機どうしのドッグファイト「AI」で成功 米国防省 創作物の世界が現実に…!

マクロスのゴーストかよ!

ドックファイトを含む12回の試験飛行を行う

 アメリカ国防総省は現地時間2023年2月13日、エドワーズ空軍基地でAI(人工知能)エージェントがシミュレーターテスト航空機のX-62Aを操縦し、12回の試験飛行を成功させたと発表しました。このなかでは、近接で戦闘機どうしが戦う、いわゆる「ドックファイト」も行われています。

 同AIの研究は、アメリカ国防総省の研究機関であるDARPAが担当。同機関が 2019年9月より開始したACE(Air Combat Evolution)プログラムで開発されたAIソフトウェアが実験機に実装されています。 詳細は明らかにされていませんが、この数日間に渡る実験により、複数の飛行を行った結果、AIエージェントが本格的な戦闘機を操縦できることが実証され、貴重な実飛行データを得ることができたと国防総省は発表しています。 ACEプログラムのAIは実用化を目指して行われているプロジェクトで、2020年には、シミュレータ上での対戦でAIがベテランパイロットを破るなど、その進化が注目されています。アニメ『マクロスプラス』や『マクロスF』に登場する自律戦闘機「ゴースト」のような機体が現実的になり始めています。

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