バイエルン相手の敗北に落胆も…セルヒオ・ラモスは前を向く「大事なのは最終的な結果」

 チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグが14日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)はバイエルンに0-1で敗れた。試合後、UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HPがPSGに所属している元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスのコメントを伝えている。

 試合はスコアレスで折り返した後半、カナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスのクロスボールからフランス代表FWキングスレイ・コマンがボレーシュートを沈め、バイエルンが先手を取る。その後はPSGもフランス代表FWキリアン・エンバペを投入して息を吹き返したが、最後の最後まで1点が遠く、試合はこのままタイムアップ。PSGは8日に行われるセカンドレグで逆転を目指すこととなった。

 試合後、センターバックの一角としてフル出場を果たしたS・ラモスは「とても残念だし、サポーターに対して申し訳なく思う」と率直な心境を明かした。続けて、「セカンドレグではもっと僕らの個性を発揮し、もっと素速い攻撃を見せなければならない」とコメント。前半の45分間は守備に重きを置いていたが、“リターンマッチ”ではPSGらしく攻撃面で違いを見せる必要があると主張している。

 また、S・ラモスは「我々は勝ちたいし、ベストを尽くしたいと思っているが、これがサッカーの本質だ。良いプレーができる時もあれば、悪いプレーが出てしまう時もある」と話した上で、「大事なのは最終的な結果だ」と主張。レアル・マドリード時代に3連覇を含む4度のCL制覇を成し遂げた“勝者”らしい言葉を発するとともに、「プレーを重ねれば重ねるほど、経験値が上がっていく。僕らはここからどんどん良くなっていくだろう」と述べた。

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