アーセナル、23年夏の“本命”ライスとコンタクトか…アルテタ監督も予備交渉に直接出向く?

 アーセナルが、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス獲得に向け、選手サイドとの話し合いを行ったようだ。6日、イギリスメディア『コートオフサイド』が報じている。

 ライスはウェストハムとの現行契約が2024年6月末まで。これまで、ウェストハムは何度もライスに契約延長をオファーしてきたものの、全てライス側は却下。交渉が暗礁に乗り上げたことにより、デイヴィッド・モイーズ監督も放出を匂わせるコメントを出していた。

 そんな中、報道によるとアーセナルはライス獲得のため、選手サイドとの予備交渉を行ったとのこと。どうやら、その最新の交渉にはミケル・アルテタ監督も直接出向き、話し合いに加わったと伝えられている。

 また、ジャーナリストのルディ・ガレッティ氏が同国メディア『Give Me Sport』で語った内容を、『コートオフサイド』は引用。以下の通り伝えている。

「デクラン・ライスは間違いなく、夏もアーセナルの優先事項であり続ける。ガナーズ(アーセナルの愛称)は、ウェストハムのMFを視野に入れており、予備情報を収集するためのファーストコンタクトがすでに行われた。1月には、アルテタが直接関わった新たなコンタクトもある。ライスの側近と個人的な条件について話し合っていた訳ではないが、アーセナルは選手側から加入を希望していることについて理解している」

 ライスは現在24歳。チェルシーとウェストハムの下部組織で育ち、2017年からトップチームでプレー。今シーズンは新キャプテンに就任し、プレミアリーグ全21試合にフル出場している。代表チームでは、当初ルーツを持つアイルランド代表でプレーしていたが、2019年からはイングランド代表に“鞍替え”。通算39試合に出場し、EURO2020やFIFAワールドカップカタール2022でも絶対的レギュラーとしてプレーした。

 夏に向けて、争奪戦が本格化しそうなライスの行方。アーセナルは“本命”を確保出来るか。

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