初飛行目前! トルコ独自のジェット機「ヒュルジェ」エンジン燃焼テストにも成功

トルコ国産の超音速機、誕生するか?

初飛行は3月中旬を予定

 TAI(トルコ航空宇宙産業)は2023年2月2日、開発中の国産ジェット練習機「ヒュルジェ(Hurjet)」について試作初号機が組み立てを終え、最初のエンジン燃焼テストにも成功したと発表しました。

 「ヒュルジェ」は、トルコ航空宇宙産業(TAI)が開発中のジェット練習機です。トルコ空軍が現在運用しているアメリカ製のT-38「タロン」ジェット練習機の後継と位置付けられているほか、空対空ミサイルや空対地ミサイル、各種爆弾などを搭載して軽攻撃機としても運用可能だといいます。 TAIによると「ヒュルジェ」は全長13.6m、翼幅9.5m、全高5.1m、主翼面積は25平方メートル、全備重量は1万7600ポンド(約7983.2kg)。乗員数は2名で、ターボファンエンジンを1基備え、航続距離は2222km、最大速度はマッハ1.4を計画しているとのこと。 なお、TAIでは2023年3月18日に初飛行させる予定で、それに向けて各部点検と地上試験を行うとしています。また、開発スケジュールが順調に進んだ場合、「ヒュルジェ」は2025年までに量産を開始する計画で、その際は月産2機を目指すとしています。

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