レアル、バイエルンの若き”逸材”MFムシアラの動向を注視…夏の獲得を検討か

 レアル・マドリードがバイエルン所属のドイツ代表MFジャマル・ムシアラの動向を注視しているようだ。2日、スペインメディア『fichajes』が伝えている。

 現在19歳のムシアラは2019年夏にバイエルンの下部組織に加入。U-17やU-19チームで経験を積むと、2020年6月に17歳115日にしてブンデスリーガデビューを飾った。2020-21シーズン開幕からトップチームに定着すると、鋭いドリブル突破や卓越したチャンスメイク力を武器に中盤の主軸に定着。今シーズンも開幕からここまで26試合出場13ゴール10アシストという成績を残している。また、昨年開催されたFIFAワールドカップカタール2022では全3試合に先発出場するなど、ドイツ代表でも主力として活躍している。

 そんなムシアラに対し、レアル・マドリードが関心を寄せているようだ。クロアチア代表MFルカ・モドリッチとドイツ代表MFトニ・クロースとの現行契約が今年の6月末で満了となる同クラブは、両選手の退団に備えて中盤のリストアップを進めているという。ドルトムント所属のイングランド代表MFジュード・ベリンガムへの関心はすでに明らかになっているが、クラブ幹部はムシアラの昨今の活躍を高く評価しており、同選手の動向も注視しているようだ。

 なお、ムシアラとバイエルンとの現行契約は2026年6月末までとなっている。ドイツ紙『ビルト』の報道によると、バイエルンはムシアラとのさらなる契約延長を希望し交渉を行なっているものの、現段階で選手側は慎重な姿勢を取っているという。ユリアン・ナーゲルスマン監督との関係性もそれほど良好とは言えず、起用法に少なからず不満を抱いていることなどから、夏の移籍市場でバイエルンを去る可能性があるとも噂されているようだ。
 
 レアル・マドリードは今後もムシアラへの関心を継続していくものと見られている。今後の両者の動向に注目だ。

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