奈緒、サプライズゲストからのメッセージで感極まる<2023年 エランドール賞>

【モデルプレス=2023/02/02】女優の奈緒が、日本映画テレビプロデューサー協会主催の「2023年 エランドール賞」新人賞を受賞。2日、都内で行われた授賞式に出席した。

【写真】松下洸平・間宮祥太朗・中川大志ら豪華集結

◆奈緒、感極まり涙目に

白を基調としたノースリーブドレスに身を包んで登場した奈緒。「私はどちらかというと、あんまり器用にできる方ではないんですけど、そんな私のことを受け入れてくれたすべての現場の方に感謝したいです」と笑顔で、スタッフをはじめとする関係者や共演者に感謝を述べた。

そしてお祝いのゲストには奈緒が「師匠」と慕う脚本家の野島伸司氏が駆けつけた。野島氏のサプライズ登場に奈緒は思わず驚きの表情に。コメントを求められた野島氏は「できのいい娘を持った父親の感覚です」と奈緒の受賞を祝福。少し後ろの位置で野島氏の話を聞いていた奈緒は、驚きと喜びで思わず感極まり、涙を溜めている様子がうかがえた。

また登壇時には「ちょっと喋るのが遅くてご了承いただけると嬉しいです」と授賞式の時間が押していることを考慮し謝罪するなど、気遣いを見せる一幕もあった。

◆奈緒、新人賞を受賞

奈緒は2013年、ドラマ「めんたいぴりり」(テレビ西日本)で俳優デビュー。2015年に20歳で上京後、 2018年連続テレビ小説「半分、青い。」への出演で注目を集め、2019年、 「あなたの番です」(日本テレビ)ではサイコパスの尾野幹葉役を怪演し、大きな話題を集めた。近年では2021年のドラマ「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」(日本テレビ)、2022年には映画「余命10年」「TANG タング」「マイ・ブロークン マリコ」、ドラマ「雪国-snow country-」(NHK)などに出演、10月期連続ドラマ「ファーストペンギン!」(日本テレビ)では主演を務め、舞台「恭しき娼婦」でも主演を務めるなど幅広い活躍を見せた。 2023年もさらなる飛躍が期待される実力派俳優だ。

◆「2023年 エランドール賞」

1956年にスタートした「エランドール賞」は、優れた映画・テレビの作品、プロデューサー、俳優の顕彰制度(選考対象期間:2021年12月1日~2022年11月30日)。「新人賞」は出演した作品で新鮮かつ優秀な演技を示し、将来有望な新人俳優に贈られる。今年は中川大志、芦田愛菜、松下洸平、岸井ゆきの、間宮祥太朗が受賞した。

新人賞6人のほか、映画部門から、プロデューサー賞には「ある男」田渕みのり氏、秋田周平氏、特別賞には「ONE PIECE FILM RED」製作委員会が選ばれた。ドラマ部門からは、プロデューサー賞に「カムカムエヴリバディ」(NHK)堀之内礼二郎氏、プロデューサー奨励賞には「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ)草ケ谷大輔氏、特別賞には「鎌倉殿の13人」(NHK)制作チーム、「silent」(フジテレビ)制作チームがそれぞれ選出された。(modelpress編集部)

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