
インテルに所属するスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルが、2023-24シーズンからの加入でパリ・サンジェルマン(PSG)と合意していることを認めた。29日、フランスメディア『RMC』がコメントを伝えた。
シュクリニアルとインテルの契約は2023年6月30日までとなっており、同選手は今年1月から他クラブとの事前契約を結べるようになっている。すでにPSGとの契約書にサインしていると噂されるなか、同選手は母国メディアに対し、「ああ、事実だ。だけど、現時点でこれ以上話せることはない」と語り、PSGとの合意を認めた。
また、PSGは今冬に前倒しでシュクリニアルを獲得しようと画策している。ただ、インテルに代役を探す十分な時間が残されていないこともあり、インテルは2000万ユーロ(約28億円)ほどの移籍金を要求している模様だ。シュクリニアルは今冬にPSGへ移籍する可能性にも触れ、「クラブ間の合意を待っているところだ」とした。
現在27歳のシュクリニアルは、母国ジリナの下部組織出身。2016年1月に加入したサンプドリアで評価を高め、2017年夏にインテルへのステップアップを果たした。これまで公式戦通算242試合に出場しており、2020-21シーズンのセリエA優勝な度に貢献した。