ザニオーロ獲得レース撤退のミラン、FWサン・マクシマンにターゲットを変更か

 ミランは、ニューカッスルに所属するフランス人FWアラン・サン・マクシマンの獲得に関心を示しているようだ。26日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』やイギリス紙『ザ・サン』ら複数メディアが報じている。

 今冬の移籍市場でアタッカーの補強を狙っているミラン。当初ターゲットとしていたのはMFニコロ・ザニオーロだったが、ローマが要求する移籍金が高すぎると判断し、獲得レースから撤退したと報じられている。その代わりに獲得を検討しているというのが、ニューカッスルでプレーするウインガーのサン・マクシマンだ。

 圧倒的なフィジカルとテクニックを武器にしたドリブルが持ち味の25歳は今季、自身のケガもあってニューカッスルでの出番が減少。ベンチスタートの日々が続くなかで、今冬の移籍も視野に入れているという。さらにニューカッスルは現在、エヴァートンからU-21イングランド代表MFアンソニー・ゴードンを4000万ポンド(約64億円)前後で獲得することが近づいており、それがサン・マクシマンの退団を後押しするとも考えられている。

 なお、ニューカッスルはサン・マクシマンの放出にあたって3000万ユーロ(約42億円)以上の移籍金を要求する見込み。ミランがザニオーロの獲得に対して出し渋った金額と近いため、クラブは交渉での移籍金引き下げや、期限付き移籍のオファーを検討しているようだ。

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