フルアム、アーセナルDFソアレス獲得に前進!…買取OPなしのレンタルで合意間近か

 フルアムがアーセナル所属のポルトガル代表DFセドリック・ソアレスの獲得に近づいているようだ。25日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現在31歳のソアレスはスポルティング、インテル、サウサンプトンでのプレーを経て、2020年1月にアーセナルにレンタルで加入した。同年夏に完全移籍に移行し2024年6月末までの契約を締結。右サイドバック(SB)を主戦場に2020-21シーズンは公式戦24試合、翌21-22シーズンは公式戦26試合に出場した。

 しかし、今シーズンはイングランド代表DFベン・ホワイトが右SBにコンバートされた影響もあり、出場機会が激減。プレミアリーグでの出場2試合はいずれもベンチスタート。ヨーロッパリーグ(EL)でもわずか2分間の出場にとどまり、先発出場はカラバオカップの1試合のみとなっている。

 アーセナルで出場機会を得られていないソアレスだが、今冬に新天地を求める可能性が高まっているようだ。同選手の獲得に近づいていると報じられたのがフルアム。同クラブはシーズン後半戦に向けて1月の移籍市場での戦力拡充を目指しており、とりわけSBの獲得を希望しているという。チームを率いるマルコ・シウバ監督は、ソアレスの経験と多才さを高く評価しており、同選手の獲得を熱望しているようだ。

 報道によると、アーセナルとフルアムはソアレスの移籍に向けた話し合いを継続しており、早ければ今週中にも交渉が合意に達する可能性があるという。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も「現在アーセナルが最終的な詳細を確認しており、取引は完了に近づいている」と伝えている。また、同氏によると、移籍形態は買い取りオプションなしのレンタル移籍で、期間は今シーズン終了までになる見込みとのこと。さらにソアレスの給与は全額フルアムが負担する可能性が高いようだ。

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