ジョエリントンに罰金約460万円と12カ月間の運転禁止処分…今月12日に飲酒運転で逮捕

 今月12日に飲酒運転の疑いで逮捕されたニューカッスル所属のブラジル人FWジョエリントンに、罰金と運転禁止の処分が課されたようだ。26日、『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 ジョエリントンは現地時間12日午前1時20分頃に、ニューカッスルのポントランド・ロード地区を自身の車で走行中に、警察に促される形で駐車。呼気検査の結果、基準値を上回る量のアルコールが検出され、その場で現行犯逮捕に至った。なお、その後の警察署での呼気検査では、アルコール検出量は若干減少していたようだ。

 事件から2週間が経過した現地時間26日、ジョエリントンはニューカッスルの地方裁判所に出廷。尋問に対し、運転前にワインを2杯ほど飲んでいたことを認めたという。治安判事を務めるポール・カーラー氏は、ジョエリントンに対し12カ月間の運転禁止と29000ポンド(約460万円)の罰金処分を言い渡したと伝えられている。

 なお、ジョエリントンが飲酒運転のリハビリコースを完了した場合、運転禁止期間は9カ月間に短縮される見込み。また、罰金額については、同選手の週給が43000ポンド(約690万円)であることを示す書類をもとに算出されたようだ。

 現在26歳のジョエリントンは、スポルチ・レシフェ(ブラジル)やホッフェンハイム、ラピード・ウィーンでのプレーを経て、2019年夏にニューカッスルに加入した。当初はセンターフォワード(CF)として活躍していたが、2021年11月のエディ・ハウ監督就任後は中盤にコンバート。インサイドハーフや左サイドハーフを主戦場に、今シーズンはここまで公式戦24試合に出場し4ゴール3アシストを記録している。

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