都バス「車両そのままゼロエミ」なるか バイオ燃料を一挙58両に導入

キティちゃんは5両です。

ユーグレナのバイオ燃料で実質ゼロエミへ

 都営バスで2023年1月25日より、バイオ燃料を使用した運行が開始。同日に都庁で出発式も行われました。

 導入されるのは、微細藻類ミドリムシ(学名ユーグレナ)由来のバイオ燃料「サステオ」です。小滝橋自動車営業所所属の58両に給油され、7路線で走ります。うち5両には、ハローキティの車体ラッピングが実施されました。ユーグレナ社と東京都が2022年10月に締結した「バイオ燃料導入促進事業」に係る取り組みです。 ユーグレナのサステオは、軽油と同等の性能が認められており、運行の行程でCO2(二酸化炭素)を排出するものの、原料であるバイオマスが成長過程で光合成する際にCO2を吸収するため、車両はそのままでCO2排出量をプラスマイナスゼロにできるとされています。首都圏では西武バスや臨港バスが導入していますが、都営バスでは初めてです。 小滝橋営業所でのバイオ燃料の使用は1か月程度の予定。ラッピングバスは3月末まで運行されます。

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