レスター、ウィング陣の補強を狙う…本命はリーズFWハリソンで、リヨンにローン中のWGにも関心?

 レスターは今冬の移籍市場クローズまでに、ウィングの補強を狙っているようだ。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 レスターはプレミアリーグで現在14位。降格圏の18位ボーンマスとは勝ち点差が僅かに「1」であり、残留争いの真っただ中にいる。この状況を改善するため、ウィングをはじめとした攻撃陣の強化を目論んでいるとしている。

 同メディアによると、本命はリーズのイングランド人FWジャック・ハリソン。ブレンダン・ロジャース監督の求める特徴にも合致する強力な左足と運動量を備えており、獲得に興味を持っていると伝えている。

 しかしながら、リーズもレスターと同じ勝ち点で残留を争っている状況。敵に塩を送るような取引には後ろ向きなうえ、選手自身も移籍に消極的であるとのこと。リーズのジェシー・マーシュ監督も、残り1年半となっている契約の延長を熱望していると報じられており、引き抜きの難易度は低くなさそうだ。

 このような事情もある影響からか、レスターは他のウィングにも接触。シャフタールからリヨンにローン移籍中のU-23ブラジル代表FWテテの取引の可能性について話し合ったと、24日に『スカイスポーツ』は伝えている。

 現在26歳のハリソンは、リヴァプールとマンチェスター・Uの下部組織でプレーした後、アメリカに渡り、2016年にドラフトでMLSのシカゴ・ファイアーに加入。その後イングランドに戻り、マンチェスター・Cに移籍。ミドルズブラとリーズへのローン移籍を経て、2021年夏からリーズに完全移籍した。今季のプレミアリーグでは17試合出場で1ゴール4アシストを記録している。

 また、テテは現在22歳。グレミオの下部組織出身で、2018年にトップチームへ昇格。2019年冬にシャフタールへと加入し、欧州初上陸。2022年3月よりリヨンにローン移籍しており、今季のリーグ・アンでは17試合の出場で6得点3アシストをマークしている。

 残留に向け、強化を進めたいレスター。市場閉鎖まで残り5日に迫る中、どのように動くか。

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