
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、27日に行われるFAカップ4回戦のマンチェスター・C戦を前にした記者会見でプレミアリーグの優勝争いについて語った。26日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在40歳のアルテタ監督はアーセナルで現役を引退後、2016年にマンチェスター・Cのアシスタントコーチに就任。現在も同チームを率いているジョゼップ・グアルディオラ監督の下で指導者としてのキャリアをスタートさせ、2019年12月にアーセナルの指揮官に就任した。
今シーズンは19試合終了時点で、2位マンチェスター・Cに暫定ながら勝ち点「5」差をつけるなど、リーグ戦で首位に立っているアーセナルは、2003-04年以来となるリーグ制覇にも期待がかかっている。
かつて師弟関係にあったグアルディオラ監督とプレミアリーグ優勝を争う状況となっていることにアルテタ監督は「不思議な感覚だ。いつの日かそうなることを願っていたが、今シーズンはそれが実現している。だからといって、友情や私たちが過ごした時間、彼が私の人生においてどれほど重要であるかは変わらない」と胸中を明かした。
続けて「私たちはどちらもトロフィーを勝ち取り、クラブを守ることを望んでいる。最初からそうだ。心から最善を尽くしたいと思っている」と意気込みを語った。