バルサがソシエダ撃破でベスト4進出も…指揮官は改善を要求「野心が欠けていた」

 バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督が、25日に行われたスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準々決勝のレアル・ソシエダ戦を振り返った。25日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 ラ・リーガで首位を走るバルセロナと3位のレアル・ソシエダによる国王杯ベスト4進出を懸けた一戦。試合は38分にブライス・メンデスがセルヒオ・ブスケツの足を踏んで一発レッドで退場。数的優位となったバルセロナは52分にジュール・クンデのスルーパスに抜け出したウスマン・デンベレが相手DFを一瞬で置き去りにして強烈なシュートを突き刺し、先制点を挙げる。その後、スコアは動くことなく試合はそのまま1-0で終了。バルセロナが準決勝へと駒を進めた。

 試合を振り返ったシャビ監督は「ポジティブな要素は多くて60分間は良かったと思うが、ゴールの後、私たちはリラックスしてしまった。それはありえないことだし、得点したら終わりのように思えた。2点目、3点目と、もっとアグレッシブにならなければならない。野心が欠けていた」と先制後のチームのパフォーマンスには苦言を呈した。

 ゴールも記録し、この試合で圧巻の活躍を見せたフランス代表FWウスマン・デンベレについてシャビ監督は「彼は優れたプロフェッショナルだ。今日だけではない。かなり成熟しているし、とても信頼している。私は彼が最良の選択をできるようにサポートしており、彼には大きな自信と資質がある。今日の試合では、彼にとって全てが上手くいった」と賛辞を送った。

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