デビュー戦で見せた能力の片鱗…ポッター監督はムドリクに期待「もっとよくなる」

 チェルシーを率いるグレアム・ポッター監督が、新加入のウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクの活躍に期待を寄せた。21日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在22歳のムドリクはアーセナルへの移籍が濃厚とされていたが、15日に最大2031年夏までの長期契約でチェルシーに完全移籍で加入することが発表。移籍金は7000万ユーロ(約99億円)に加え、ボーナス最大3000万ユーロ(約42億円)と報じられ、大きな期待が寄せられている。

 そんなムドリクは21日に行われたプレミアリーグ第21節のリヴァプール戦で初のベンチ入りを果たすと、55分から途中出場し、新天地デビューを飾った。スコアレスドローに終わった試合でチームを勝利に導くことはできなかったものの、ペナルティエリア内で細かいタッチからシュートを放つなど、随所に能力の片鱗を見せた。

 試合後、ムドリクを先発起用する可能性はなかったのかと聞かれたポッター監督は、「それはない。彼は11月以来プレーしていなかった。全く試合に出場していないから、リスクになっただろうね」と否定しつつ、今後の同選手の活躍に期待も寄せた。

「彼は私たちと一緒にいればいるほどもっとよくなるだろう。時々、私たちのような監督が、選手をトッププレイヤーに変えると考える人もいる。しかし、ムドリクのような選手は試合を理解できる。ただ、少し改善すればいいだけだ」

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