佐世保~長崎道直結「東彼杵道路」事業化に向け環境アセス手続きへ 空港へ最短経路

佐世保やハウステンボスから、長崎空港や諫早方面が短絡されます。

佐世保~長崎道の最短経路

 国土交通省 長崎河川国道事務所は2023年1月12日(木)、事業化をめざす高規格道路「東彼杵道路」について、環境アセスメントの手続きにのっとり、計画段階環境配慮書を作成し公表しました。 東彼杵道路は佐世保市から大村湾北側を経由し、東彼杵町で長崎道の東そのぎIC付近へ接続する、国道205号のバイパスとなる高規格道路です。4車線化工事が進められている「針尾バイパス」の延長線上として、佐世保と長崎道を最短距離でむすび、長崎空港や諫早市、長崎市方面への「三角形の1辺」的な高速道路ルートを形成します。事業費は試算で約1500億円~1700億円です。 昨年12月中旬に、大まかなルート帯が3案から最短距離の1案が選定され、都市計画決定や環境アセスメントを行う段階へ進んでいました。これらが完了すれば、いよいよ事業化となって国の実施予算が配分されるようになります。 なお、佐世保市~長崎市をむすぶ短絡路としては、大村湾西側の西彼杵半島を縦断する「西彼杵道路」の構想もありますが、南側の未開通区間の大半は、まだ事業化に向けたプロセスが進んでいません。

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