バルサ、ウルブスFWゲデスに関心か…アトレティコ行き濃厚のデパイの後釜に検討?

 バルセロナがウルヴァーハンプトン(ウルブス)に所属するポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスに関心を寄せているようだ。18日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 オランダ代表FWメンフィス・デパイのアトレティコ・マドリード移籍が決定的となっているバルセロナ。そうした状況の中、チームを率いるシャビ・エルナンデス監督は、デパイの後釜となるアタッカーの獲得を希望しているという。クラブ側も指揮官の意向を汲み取り、今冬の移籍市場で前線の補強に動く可能性が高いようだ。

 バルセロナ側は当初、インテル所属のアルゼンチン代表FWホアキン・コレアやアトレティコ・マドリード所属のベルギー代表MFヤニック・カラスコをデパイとのトレードで獲得する案を検討していたものの、そうした取引の可能性はすでに消滅しているという。また、関心を寄せていたチェルシー所属の元ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンについても、契約規定により獲得が困難であるとの指摘がなされていた。

 こうした諸々の状況を受け、バルセロナはターゲットの変更を決断。ウルブスで活躍中のゲデスの獲得を検討しているようだ。報道によると、すでにゲデスはシャビ監督とコンタクトを取り、バルセロナが掲げているプロジェクトについて説明を受けたという。ゲデス本人も提示されたプロジェクトに関心を示しているようだ。バルセロナのジョアン・ラポルタ会長と、ゲデスの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏が比較的良好な関係を築いていることから、交渉がスムーズに進む可能性もあると『アス』は指摘している。

 現在26歳のゲデスはベンフィカの下部組織出身で2015年1月にトップチーム昇格を果たした。その後はパリ・サンジェルマン(PSG)とバレンシアでのプレーを経て、昨年8月にウルブスに加入。今シーズンはここまで公式戦18試合に出場し2ゴール1アシストを記録している。また、2015年11月にデビューを飾ったポルトガル代表ではここまで32試合に出場し7ゴール5アシストをマーク。FIFAワールドカップロシア2018にも出場した。

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