“宿敵“インテルに敗戦…ミラン指揮官も完敗を認める「十分に戦えなかった」

 ミランを率いるステファノ・ピオリ監督が、18日に行われたスーペルコッパ・イタリアーナのインテル戦を振り返った。18日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 前年度のセリエA王者とコッパ・イタリア王者がタイトルをかけて激突するこの一戦は、“ミラノ・ダービー“となった。試合は10分にフェデリコ・ディマルコのゴールで先制点を許すと、続けて21分にはエディン・ジェコに追加点を決められて序盤から2点差をつけられる苦しい展開に。後半に入り、猛攻を仕掛けたがゴールを決めることはできず。77分にはラウタロ・マルティネスにゴールを決められ、試合はそのまま終了。0-3で敗戦を喫した。

 試合を振り返ったピオリ監督はイタリアメディア『メディアセット』で、「十分に戦えなかった。前半は確かに仕事ができていなかったし、ミスが多すぎて逆転することは難しかった。後半の立ち上がりは頑張りを見せたが、それ以上のことはできなかった。私たちはこうしたミスに慣れておらず、精神的にベストな状態ではないことは確かだ」とミスが多かったことを指摘しつつ、チームが不調であることを認めた。

 続けて、失点シーンに関して「改善が必要な場面が多くあった。特に2失点目では、選手たちを元の位置に戻していたが、対応できる組織力がなかった。もちろん、チームと個人が成長すれば、対応できる強さが身につくだろう」と自身の見解を明かした。

 また、今後に向けて「前進する唯一の方法は、より良い仕事をしてレベルを上げることだ。これは明らかに痛い敗北だが、シーズンはまだ残っている。強いミランに戻す必要があるし、私たちのプレーをしていきたい」と意気込みを語った。

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