好調マンU、後半ATにまさかのFK被弾で痛恨ドロー…公式戦連勝は「9」でストップ

 プレミアリーグ第7節(延期分)が18日に行われ、クリスタル・パレスとマンチェスター・Uが対戦した。

 前節はマンチェスター・Cとのダービーを制し、現在公式戦9連勝中と好調のマンチェスター・U。勝てばその宿敵を抜いて暫定2位に浮上する今節は、公式戦7戦連続ゴール中の絶好調マーカス・ラッシュフォードに加え、最前線にはボウト・ベグホルストが先発に名を連ねてデビューを飾った。

 パレスがインテンシティーの高い立ち上がりを見せた試合は、両チームともにチャンスの少ない均衡した展開に。長身のベグホルストをターゲットにするマンチェスター・Uは31分、ルーク・ショーのクロスにその新戦力が頭で合わせるも、シュートはゴールのわずか上に外れる。一方のパレスも40分、前線でボールを収めたオドソンヌ・エドゥアールが右足でゴールに迫るも、ここはダビド・デ・ヘアがファインセーブを見せてピンチを凌ぐ。

 すると迎えた43分、マンチェスター・Uは左サイドをクリスティアン・エリクセンが抜け出すと、マイナスへ丁寧に折り返す。これを受けたブルーノ・フェルナンデスが、空いたコースを右足で見事に突いてゴールネットを揺らした。マンチェスター・Uが前半終了間際に先制し、1点リードで前半をハーフタイムを迎える。

 後半はパレスが反撃に転じようとするも、マンチェスター・Uはカゼミーロが門番としての見事な存在感を見せ、パレスにチャンスの創出を許さない。75分には、パレスのCKからマルク・グエイがヘディングでゴールを狙うも、ここもデ・ヘアが立ちはだかる。

 それでも終盤にかけて勢いを増すパレスに対し、80分にはカゼミーロがイエローカードをもらい、次節のアーセナル戦の出場停止が決定。そして逃げ切りを図るマンチェスター・Uは90+1分、パレスにFKを与えてしまうと、マイケル・オリーズが左足で見事なキック。シュートはクロスバーに直撃してゴールへ吸い込まれ、土壇場でパレスが同点に追いつくことに成功した。

 試合はこのまま終了。マンチェスター・Uは惜しくも公式戦の連勝が「9」でストップし、マンチェスター・Cとは勝ち点「39」で並んだものの3位にとどまることに。一方、貴重な1ポイントを奪ったパレスは勝ち点を「23」に伸ばして12位に位置している。

 次節、クリスタル・パレスは21日にホームでニューカッスルと、マンチェスター・Uは22日にアウェイで首位アーセナルと対戦する。

【スコア】
クリスタル・パレス 1-1 マンチェスター・U

【得点者】
0-1 44分 ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・U)
1-1 90+1分 マイケル・オリーズ(クリスタル・パレス)

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