ミランDFケアー、ダービー完敗に落胆「若い選手が言い訳をする時代は終わった」

 ミランに所属するデンマーク代表DFシモン・ケアーが、18日に行われたスーペルコッパ・イタリアーナのインテル戦を振り返った。18日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
 
 前年度のセリエA王者とコッパ・イタリア王者がタイトルをかけて激突するこの一戦は、“ミラノ・ダービー“となった。試合は10分にフェデリコ・ディマルコのゴールで先制点を許すと、続けて21分にはエディン・ジェコに追加点を決められて序盤から2点差をつけられる苦しい展開に。後半に入り、猛攻を仕掛けたがゴールを決めることはできず。77分にはラウタロ・マルティネスにゴールを決められ、試合はそのまま終了。0-3で敗戦を喫した。

 この試合に先発出場して65分までプレーしたケアーは試合後、『ミラノTV』で「スタートはまずかったと思うし、そこから難しくなった。この試合ではファンに良いパフォーマンスを提供できなかった。申し訳なく思うし、謝ることしかできない。しかし、この試合を分析して修正しなければならない。頭を抱えている暇は無い」と前半で2点のリードを許したことを悔みつつ、今後を見据えた。

 この敗戦で公式戦4試合未勝利となったミラン。ケアーは、今の自分たちに欠けているものについて自身の見解を明かした。

「若い選手が経験不足を言い訳にする時代は終わった。僕たちは成長しなければならないし、責任を負わなければならない。今、僕たちは自分たちのアイデンティティを発揮できていない。自分たちのアイデンティティを改めて見つめ直し、試合のあらゆる面で改善する必要がある」

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