JPFA初代MVPの三笘薫、今後の目標は「チームでトップ6を目指す」…子どもたちへの助言も

 日本プロサッカー選手会(JPFA)が18日、「JPFAアワード2022」の受賞者を発表した。同アワードにおいてJPFA最優秀選手賞(MVP)に輝いたMF三笘薫(ブライトン/イングランド)が、受賞コメントを発表している。

 2022-23シーズン開幕前にロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)へのレンタル移籍からブライトンへと復帰した三笘は、得意のドリブルを武器に圧倒的な存在感を放っている。同シーズンのプレミアリーグではここまで13試合の出場で3ゴール1アシストを記録。さらに、日本代表としてもFIFAワールドカップカタール2022のメンバーに選出され、“ジョーカー”として日本代表のベスト16入りに貢献した。

 受賞に際し、三笘は「一緒にピッチで戦った選手や対戦相手に評価していただき、これ以上ない嬉しさがあります。この賞に恥じぬよう、精進していきたいです」とコメントを発表。さらに、将来サッカー選手を目指す子どもたちに向けてアドバイスも送った。それぞれ“3箇条”にして、下記のようにその理由を説明している。

(1)自分にしかない武器を持つ
ドリブルという武器で自信を持って、相手に立ち向かうことができました。最後に自分を信じる力につながります。
(2)自分を分析する力
自分のプレースタイルや特徴、将来なりたい姿をイメージしながら、日々どう練習するかを考えることが大事です。
(3)毎日を大事に
将来なりたい自分になるために、毎日の積み重ねしか成長する方法はないと思います。将来の夢に向かって、今努力できることを頑張ってください。

 最後に、ブライトンの一員として今後の目標も語った。現在ブライトンはプレミアリーグ18試合を終えた段階で暫定7位につけており、ヨーロッパのカップ戦出場権を争っている。三笘は「チームができるだけ高い順位でシーズンを終えることと、トップ6を目指してチームとして頑張ることです」とチームの目標を明かしただけでなく、「個人としては数字にこだわってゴールやアシストで毎試合勝利に貢献できるようにやっていきたいです」と個人の目標にも言及。「これからも応援よろしくお願いします」とファンへのメッセージで締め括った。

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