去就注目のデパイ、アトレティコ加入を熱望か…バルサは価格を約10億円に設定と現地報道

 バルセロナがオランダ代表FWメンフィス・デパイの売却に向けて4クラブと交渉を行っているようだ。17日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 かねてから今冬の他クラブ移籍が噂されているデパイ。とりわけアトレティコ・マドリードからの強い関心が明らかになっており、今冬の移籍に向けてクラブ間での交渉が進行中だと伝えられている。また、インテルも獲得に興味を示しており、アルゼンチン代表FWホアキン・コレアやクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチとのトレード案も浮上しているようだ。

 報道によると、上記の2クラブを含めた合計4クラブがデパイの獲得に興味を示しており、現在バルセロナとの交渉を行なっているという。バルセロナ側も給与の削減が可能になる点を考慮し、同選手の移籍を容認する構えを見せているようだ。今回の報道によると、バルセロナ側はデパイの価格を700万ユーロ(約10億円)に設定し、売却に向けた交渉に臨んでいるという。なお、アトレティコ・マドリードとインテルを除く2クラブについては、具体的な名前は明かされていない。

 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、デパイ本人はアトレティコ・マドリード加入を熱望しており、同クラブとの個人条件に関しても何ら問題は抱えていないという。一方で、インテルとの交渉については、同選手の代理人を務めるセバスチャン・ルドゥール氏が「メンフィスがインテルに加入する交渉は行われていない」と明言。セリエA移籍の可能性を一蹴している。

 現在28歳のデパイはPSV、マンチェスター・U、リヨンでのプレーを経て、2021年夏にバルセロナに加入。加入直後から前線の主力として活躍し、2021-22シーズンは公式戦38試合の出場で13ゴール2アシストをマークした。しかし、今シーズンはポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの加入や自身の負傷の影響もあり出場機会が激減。ここまでわずか4試合の出場にとどまっている。

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