バルサで不遇のケシエにインテル移籍の可能性?…ブロゾヴィッチとのトレード案が浮上か

 バルセロナ所属のコートジボワール代表MFフランク・ケシエに、セリエA復帰の可能性が浮上しているようだ。16日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在26歳のケシエは昨年夏にフリーでバルセロナ加入を果たした。中盤の主軸としての活躍が期待されていた同選手だが、度重なる負傷の影響もあり適応に苦戦。今シーズンはここまで公式戦17試合に出場し1ゴールを挙げているものの、スタメン出場はわずか6試合にとどまっている。

 バルセロナで苦境に陥るケシエに、この度インテル移籍の可能性が浮上しているようだ。報道によると、バルセロナ側がケシエの売却を検討しており、インテル側に対しクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチとのトレードを提案したという。インテル側もこの取引に対する関心を失っておらず、トレード案は依然として両クラブのテーブルの上にある状態だと伝えられている。

 現時点ではトレード実行に向けた具体的な動きは行われていないものの、両クラブは代理人を通じた話し合いをすでに開始しているという。両選手の意思についてはこれから把握することになる模様だが、バルセロナで多くの出場機会が見込めない場合、ケシエが同クラブからの退団を検討する可能性もあると『スカイスポーツ』は指摘している。なお同メディアによると、早ければ今冬の移籍市場中に具体的な交渉がスタートする可能性もあるようだ。

 ミランでは公式戦通算232試合の出場で37ゴール16アシストを記録し、2021-22シーズンのセリエA制覇にも貢献したケシエ。かつて大活躍したセリエAに電撃復帰する可能性はあるのだろうか。今後のバルセロナとインテルの動向に注目が集まる。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)