アーセナルDFサリバ、マンU戦での“リベンジ”に意欲…去就にも言及「僕はここで幸せ」

 アーセナルに所属しているフランス代表DFウィリアン・サリバが、22日に控えたプレミアリーグ第21節のマンチェスター・U戦、そして自身の契約について語った。イギリスメディア『イブニング・スタンダード』が16日に伝えている。

 15日に敵地で行われたプレミアリーグ第20節トッテナム戦を2-0で制したアーセナルは、2013-14シーズン以来となるノースロンドン・ダービーでの“シーズンダブル”(リーグ戦ホームとアウェイの対戦で共に勝利)を達成。消化試合数で並ぶ2位マンチェスター・Cとの勝ち点差を「8」に広げ、19シーズンぶりの優勝に向けて好調を維持している。次節の対戦相手となるのはマンチェスター・U。今季のアーセナルはプレミアリーグで1度しか負けていないものの、その1敗を喫した相手がマンチェスター・Uだ。2022年9月にマンチェスター・Uの本拠地で開催された一戦は、1点ビハインドの状況でイングランド代表MFブカヨ・サカが同点ゴールを挙げたものの、最終的には1-3で敗れていた。

 マンチェスター・Uは現在公式戦で9連勝中。14日にホームで行われたマンチェスター・Cとのダービーマッチも2-1で勝利しており、アーセナルに負けず劣らず絶好調だ。マンチェスター・Uはアーセナルに勝利すれば、首位との勝ち点差を「6」に縮めることができる。優勝への望みを繋ぐためにも、負けられない一戦となることに間違いはない。

 ここまで行われたプレミアリーグ全18試合にスタメン出場し、アーセナルの最終ラインを支えているサリバは「今週も大一番がある。誰もがわかるビッグゲームだ」とコメント。「今季、プレミアリーグで僕らを破ったのは彼らだけだ。だからこそ、ホームでは絶対に彼らを倒したいんだ。この試合に向けて良い準備ができると思うし、ファンに勝利を届けたいね」と“リベンジ”に向けて意欲を燃やした。

 また、サリバは2019年夏にアーセナルに加入したものの、即座にトップチームに定着できたわけではない。レンタル移籍を繰り返した末に今季からアーセナルで主力に定着しており、実質的に“1年目”の状態だ。2019年の加入時にアーセナルと結んだ契約は2024年夏までとなっているが、既に契約延長交渉に動き出していることが各メディアで報じられている。FIFAワールドカップカタール2022に臨むフランス代表にも選出された若きセンターバックには多くのクラブが関心を示しているが、アーセナルは契約最終年に突入する前にサリバとの新契約締結を望んでいる模様だ。

 サリバは自身の去就について「僕はここでとても幸せだ。クラブは僕だけでなく代理人とも話をしてくれている。だが、今僕にできることは目の前のシーズンに集中することだけだ。繰り返すが、僕はここで本当に幸せだよ」と話し、クラブと代理人との間で契約延長に向けた交渉が進行していることを示唆した。

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