ノッティンガム・フォレストは16日、パルメイラスからブラジル代表MFダニーロを完全移籍にて獲得したことを発表した。
契約期間は2029年夏までの6年半。移籍金は公表されていないものの、イギリスメディア『BBC』によるとおよそ1600万ポンド（約25億円）ほどの見込みだという。
今シーズン開幕前に夏の移籍市場で総勢22人と“超大型補強”を敢行したノッティンガム・フォレストが、今冬も積極的な動きを見せている。冬の移籍市場で新加入した選手は、同じくパルメイラスから獲得した元ブラジル代表MFグスタボ・スカルパに続いて2人目。ダニーロに関してはアーセナルやアトレティコ・マドリードも関心を示していることが報じられていたが、新天地はプレミアリーグ残留を目指すノッティンガム・フォレストに決まった。
完全移籍加入に際し、ダニーロはノッティンガム・フォレストのクラブ公式HPを通してコメントを発表している。
「プレミアリーグでプレーするという夢を叶え、ノッティンガム・フォレストでプレーできることを非常に嬉しく思っている。まだ少しだけど、クラブの歴史についても学んできた。かつてチャンピオンズカップ（現：チャンピオンズリーグ）を2度優勝したことも知っている。グスタボ・スカルパとも話をした。ノッティンガムは素晴らしい街で、フォレストには質の高い選手たちと素晴らしいスタッフが揃っていると言われたよ」
「僕は大きな覚悟を持ってここに来た。勝利への欲を示し、常にピッチ上でベストを尽くす。ポジティブな結果を出せるように頑張りたい。新たなスタートを切ること、そしてチームメイトに会うのが楽しみだ」
ダニーロは2001年4月29日生まれの現在21歳。パルメイラスの下部組織出身で、2020シーズンにトップチームデビューを飾った。加入直後から主力に定着し、2022シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA（ブラジル1部）34試合の出場で1ゴールを記録。4シーズンぶりの優勝に大きく貢献していた。在籍期間内にはコパ・リベルタドーレス連覇も成し遂げ、FIFAクラブワールドカップにも2大会連続で出場。クラブW杯2021ではブロンズボール賞を獲得した。また、2022年6月にはブラジル代表代表に初招集され、キリンチャレンジカップ2022では出場こそなかったものの来日を経験している。
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