トッテナム加入から11年…GKロリス、プレミアリーグでのオウンゴールはキャリア初

 プレミアリーグ第20節が15日に行われ、トッテナムはアーセナルに0-2で敗れた。同試合にて、トッテナムのフランス代表GKウーゴ・ロリスが、長きにわたるプレミアリーグでのキャリアにおいて自身初のオウンゴールを記録した。

 今季2度目のノースロンドン・ダービーでは序盤からアーセナルに試合を支配される。7分にはイングランド人FWエディ・エンケティアがペナルティエリア内でフリーとなり、左足のシュートを許したものの、ここはロリスのファインセーブで難を逃れた。だが、続く14分、ガーナ代表MFトーマス・パルティのロングフィードに抜け出したイングランド代表MFブカヨ・サカがボックス右の深い位置に侵入。タッチライン際で右足を振ると、DFに当たってディフレクションしたボールがロリスに当たってゴールに吸い込まれる。公式記録はロリスのオウンゴールとなっていた。

 データサイト『Opta』によると、ロリスにとってこれがプレミアリーグで記録した初のオウンゴールになったという。2012年夏にリヨンからトッテナムに完全移籍で加入して以降、11シーズンに渡って“スパーズ”の正守護神に君臨し続けて来たロリス。アーセナルとの一戦はプレミアリーグで自身354試合目の出場となっていたが、イングランドに渡ってから初めての経験をすることとなった。

 なお、試合はその後ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアが左足の強烈なミドルシュートで追加点を挙げ、前半はアーセナルの2点リードで終了。後半に入るとトッテナムはイングランド代表FWハリー・ケインを中心に猛攻を見せたものの、最後までゴールネットを揺らすことはできず、タイムアップを迎えていた。

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