負傷者続出のチェルシーにさらなる痛手…MFザカリアが約4週間の離脱へ

 チェルシーを率いるグレアム・ポッター監督が、負傷したスイス代表MFデニス・ザカリアの状態について言及した。15日、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。

 現在26歳のザカリアは昨年夏の移籍市場最終日に買い取りオプション付きのレンタル移籍でユヴェントスからチェルシーに加入した。序盤戦は全く出場機会がなかったものの、負傷で離脱者が相次いたことも影響し、FIFAワールドカップカタール2022中断後は主力として起用され、ここまで公式戦7試合の出場で1ゴールを記録していた。

 しかし、同選手は12日に行われたプレミアリーグ第7節延期分のフルアム戦に先発出場すると、ハムストリングの負傷で56分に途中交代を余儀なくされた。

 状態が心配されていたなか、ポッター監督はザカリアのケガについての最新情報を明かし、「デニスはおそらく4週間になるだろう。大腿四頭筋の上部であり、これは我々にとって大きな痛手だ。彼ができるだけ早く復帰できることを願っている」としばらく戦列を離脱すると語った。

 今シーズンのチェルシーでは負傷者が続出し、一時は10選手が同時に離脱するなど、チーム事情は苦しいものとなっている。それでも、イングランド代表DFリース・ジェームズ、同DFベン・チルウェルらは個別練習に参加しているほか、同MFルベン・ロフタス・チークは15日に行われた第20節クリスタル・パレス戦で約2カ月ぶりにベンチ入りを果たすなど、復帰に近づいている選手たちもいる。

 だが、再び中盤に離脱者が出てしまったことはチェルシーにとって大きな痛手となりそうだ。

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