
ドルトムントのセバスティアン・ケールSD(スポーツ・ディレクター)が、ドイツ代表FWユスファ・ムココとの契約延長交渉に言及した。16日、ドイツ誌『kicker』がコメントを伝えた。
現在18歳のムココはドルトムントのユースチームで得点を量産し、2020年11月にトップチームデビュー。ブンデスリーガとチャンピオンズリーグの史上最年少出場記録を塗り替えた。今季はブンデスリーガ14試合の出場で6ゴールを挙げており、ドイツ代表の一員としてFIFAワールドカップカタール2022にも出場した。
ムココとドルトムントの現行契約は2023年6月30日まで。ドルトムントは契約延長オファーを提示しているものの、リヴァプールやバルセロナ、ニューカッスルなどが獲得に関心を示しており、去就に注目が集まっている。
ケールSDは『kicker』誌のインタビューで、ムココとの交渉に言及。「我々は、彼に十分な成長の余地を与える、とても魅力的なオファーを出しているんだ。それが決断につながるはずだ。彼は自分の環境と代理人とともに、その決断をしなければならない」と語った。さらに同SDは、次のように言葉を続けた。
「彼の成長はまだ終わっていないし、大きな可能性を感じているので、彼には私たちを選んでほしい。しかし、クラブとしての限界もある。そして、その限界を私たちは示した。あとは、彼が適時にコミットメントをするかどうかだ」