躍進を続けるニューカッスルに暗雲…B・ギマランイスが負傷、ハウ監督「足首を捻った」

 ニューカッスルに所属しているブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスが15日に行われたプレミアリーグ第20節フルアム戦で負傷した。

 フルアムとの一戦にスタメン出場したB・ギマランイスは試合序盤に右足首を負傷。その後は2度の治療を受けながらピッチに立ち続けたものの、ハーフタイムに途中交代を余儀なくされることに。前半終了時にドレッシングルームに引き上げる際には目に涙を浮かべており、状態が心配されていた。

 試合後、ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督は「彼は試合後も足首の状態を気にしていた。捻ってしまったんだ。前半が終わって交代させたが、彼はそれまでずっとプレーを続けられると思っていたんだ。それでも最終的にはダメだった。状態が悪くないとは言えないだろう」とコメント。「この後に精密検査を受けて、ダメージがどの程度なのかを確認しなければならない。長期に渡るものでないことを望んでいる。しかし、現時点ではまだ何もわからない」と続け、B・ギマランイスの離脱期間が読めないことを明かした。

 続けて、ハウ監督は足首を負傷しながらも途中交代を命じなかった理由についても言及。「確かに、今になってみれば早めに交代を命じるべきだったかもしれない」と話しつつも、「けれども、選手は残ることを望んでいた。プレミアリーグのタフさを知っているのは他でもない選手たちだから、私は脳しんとうなどでない場合、基本的には選手たちの意見を支持するようにしている。その時の自分の体のことは選手が1番わかっているはずだ」と続けている。

 また、B・ギマランイスは試合後に自身の公式Twitter(@brunoog97)を更新。「今日のケガは非常に残念だ。大事に至らず、できる限り早く大好きなサッカーができることを願っている」と率直な心境を綴った。

 イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、B・ギマランイスは松葉杖姿でスタジアムを後にしたという。なお、試合は終了間際にスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクが決勝ゴールを決め、ニューカッスルが1-0で勝利。プレミアリーグ4連勝中だったフルアムを下して3試合ぶりの白星を飾っただけでなく、暫定3位に浮上していた。今後もチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いは続くが、今季のプレミアリーグ16試合の出場で3ゴール3アシストを記録している“中盤の要”が長期離脱を強いられるとなると、ニューカッスルにとって大きな痛手となるのは間違いないだろう。

【画像】負傷したブルーノ・ギマランイス

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